秋田イチ小さな写真とデザイン事務所
日本で言うところのノマドなワークスタイルが根本的に自由を求めている自分に合っているんだろうなぁと感じながらも、事務所でデスクトップと向き合うワークスタイルを貫いてきたことにはちょっとした訳がある。
それは「フリーランス」と「個人事業主」という言葉のニュアンスの差にも感じられることなのだけど…
そもそもフリーランスという言葉があまりにも軽すぎて好きになれないことを前提に、WEB上のSEO対策と割り切って「フリーランス」というワードを使用するくらいで留めている。
普段は個人事業主と伝えることの方が多い。 その理由のひとつとして、自分自身隙があればすぐに甘えてしまう性分なので、フワフワしたところに身を置きたくないという感じがわかりやすい。
また、企業のしっかりとした社訓や役職、チームワーク、スケジュール管理された毎日の業務を素敵だなぁとも思っているので、常にそこを意識して業務に向かうことにしている。 もう少し付け加えると、フリーランスなどのジャンルの垣根を取り払いたいなぁとも思っている。 そういった意識が伝わっているからか(単に社名を押し出しているからか)「会社」として認識していただくことも多々ある。 しかし、大切なのは会社としてみられることではなく、あくまでも自分の「意識」や「メンタル」の部分である。
そして、実はここが一番大切なところなのだけど、何を隠そう「秋田イチ小さな写真とデザイン事務所」を目指しているのだ。
「一人で、細々と、こじんまりと、小さく、コンパクトに、身近な、あまり知られない(有名とは反対の)、定着しない、心から自由な、縛られない、見つかりづらい、極端に上下関係を意識しない(元請け下請けなどの)、フラットな、ライフスタイルという枠組みで、ジャンルを決めつけない、手づくり、ある部分では心配されそうな、不完全な、などなど…」
会社を経営するには到底ありえない数々のワードだけど、それは単に僕が天邪鬼だからではなく、それらに1番の「魅力」を感じるからだ。 ビッグな会社はもちろんこの上なく魅力的だけど、その反対も魅力的だな〜、と。
これまで6年やってきて今のところはこの経営方針で間違いと感じたことはないので、これからも細々と続けていければと思っている。 そして、そこに少しでも魅力を感じていただきお声がけをしていただく皆様に感謝を忘れずに、マイスタイル&マイペースで歩んでいけたらと思っています。(納期遅れないよう精進してゆきます🙇♂️)
P.S. たいそうなこと書きましたが、別に節目でも何でもありません…笑
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