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特集記事

僕が僕に優しくできるように


ペグワークス事務所

人の粗を探した数だけ自分の粗を探したら、他人のことなんてもうどうでもよくなるだろう。 それだけ自分自身にも粗はあるのだから。 人間は、ついつい他人の悪いところを摘んで、自分を棚に上げようとしてしまうことがあるけれど、そんな時は “ 他人の評価を下げたところで自分の評価はなにひとつとして上がらない ” と考えることにしている。 また、すぐに誰かや何かのせいにしたり、言い訳をして誤摩化すという行為は、自分自身を下げてまで一体なにを守りたいのだろうと考える。
自分をどれだけ見つめられるかが、人生を色濃くする一つの方法である。
自分の良い部分を発見したら恥ずかしがらずに素直に伸ばしてあげて、逆に駄目な部分は、どう改善し良い部分に変えていくかを考えたらいい。
僕には自分自身を素直にさせてくれる時間がある。 “ 有意義な暇 ”
忙しい毎日の中にも数時間、数分の時間を作っては好きなことをするようにしている。
特に一人で自分自身に向き合う時間は、普段考えないことを考えたり、自分を知る良い機会になり、この先の人生に対する道しるべになってくれたりする。
年を重ねる毎にいろいろな角度でものを見れるようになってきてはいるけれど、その反面ついつい決めつけてしまうこともある。
「経験からいくと大体こうだろう」という単純な思い込みが安心感を生むのだけれど、単純に人生をつまらなくさせているような気もして、意識的にわざわざいろいろな角度でみてみたりする癖と習慣をつけようとしている。
そうすることによって、そこから何かを思い出したり、新しい発見ができたり、感動やアイデアが生まれたりするものだと思う。
先日、ある小学校の先生が「自分の身近で一番大切だと思う人を挙げなさい」という質問に対して「自分です」と答えた生徒をものすごく褒め讃えていた。
それも「家族です」や「お母さんです」「妹です」「友達です」「先生です」という、もっともな回答の中からだ。
その先生曰く「自分を大切にできない人間は、周りの人間をも大切にはできないだろう」と。
全くその通りだと思う。 相手を思いやる心を持つためには、まず自分自身にプレゼントしなくちゃいけないよね。
“ 有意義な暇 ” を。

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