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特集記事

Switch off, Forever,原発。


子供達がいつまでも笑顔でいられる国でありますように。

人は最低限生活できる分だけを稼いで生きることができたらどんなに楽だろうか。

どんなに地球に優しく生きられるだろうか。

一度基準となるくらいに稼いでしまったら、その水準を引き下げることができなくなってしまう。

一般家庭でもなかなか難しいのに、それが国ともなればできるわけが無い。

いや正確に言えば、国民一人一人の思い入れと協力が無い限りできるわけが無い。

電力のためだと国民に言い聞かし、核兵器を作るためと目先の金儲け(事故が起きた場合を想定してない上、誰一人それを直す術を知らないのは、地球上の歴史を辿ってもたかだか目先のこと)のために、各国の政府が命をも危険にさらす原子力発電所に力を入れ始めたという近代史を、まだまだ知らない国民が多いという。

実は僕もつい最近までその一人だった。

だって、原発があるのは夜中まで煌々と照らす無駄な電力のためだけと心から信じていたから。

原発を廃炉にしてビジネスが奪われた時に、今まで当たり前にあった利益や人件費の水準を引き下げることができず、電気料金の値上げと称して搾り取られたとしても、僕個人としてはそれを払ってあげたいと思ってる。

"すべての核兵器が廃炉になるのであれば、電気料の値上げなんて屁でもない"

そもそも、一部の金儲けのためのものだったのに対して国民が負担するのは矛盾してることくらいわかってる上での話である。

でも僕たち庶民は、この人達(金しか見えてない輩)の前に、地球環境の大切さや、数万年後の地球、次世代を生きる子供たちの未来のことを考えることができるのだ。

たとえそれらを全く考えずに駄目にしてる人間でも、「自分たちは日本のために頑張っている」と思ってやっていることだろうから、その価値観は埋まるものでは決して無いし、どちらが正しいなんて話し合いは無駄なことだと身をもって感じた。

まずは、国民一人一人の政治家任せと無関心、そして一番重要なのは、国とか政治とか歴史とか何だのの前に、「なぜ地球で酸素を吸って生きていられるか」を見直さない限りどうにもならないと確信した。

国民一人一人が、立候補できるくらいの知識や興味を持たないと国は変わらないし、地球は救えない。(これは本当に難しいことですが、僕は1日の数分をそういった時間に当てるということをしています。)

しかし、調べれば調べるほど嘘と本音とデタラメやごまかしが入り乱れていて、正直今まで信じてきた(いや、正しくは興味が無かった)国の何を信じたら良いのか見えなくなる瞬間もある。

そして、この話をする上でひとつだけはっきりさせておきたいことが、

「反原発」を「反電力」ととらえてしまう人がいるということ。

今現在、原発から出来た電気を使用している国民は誰一人としていません。

今現在、電気が無くて本当に困っている国民もいません。

困るのは「電力会社の収支」のみだということ。

決して電気なんかいらないと言ってるのではなく、「死と引き換えの電気はいらない」と言っているのだ。

「原発やめようよ」という主張の一体何がそんなに問題なのか?

あれ程の大事故があった後なのに…、

「原発続けようよ」という主張の方がより問題なのではないか。

なぜ仕事を干されなければならないのか。

なぜテレビに出してもらえないのか。

なぜ不道理な報道で攻められなければならないのか。

なぜ友人が離れていってしまうのか。

私たちは、

福島第一原発から一日あたりどれほどの汚染水が漏れだしているかを知っている。

メルトスルーをして地下水にまで汚染は広がっていることも知っている。

2018年まで続くアメリカとの日米原子力協定のことも知っている。

その協定がある限り原発を再稼働しなければならないことも知っている。

そしてそれが18年以降も継続されようとしていることも知っている。

アメリカの濃縮ウランが儲かることも、その濃縮ウランで日本原子力村が儲かることも知っている。

日本でプルトニウムを生成して「いつでも核兵器を作れるよ」という外交カードを持ちたい気持ちも知っている。

プルトニウムを消費したいがために電力会社の経営問題につけ込んで、プルサーマル原発を再稼働したいことも知っている。

電力会社は、そうした日本政府の思惑につけ込んで原発を再稼働させ経営を立て直したいことも知っている。

その電力会社から年間約2000億円ものスポンサー料をもらっているメディア(テレビ・新聞など)は原発事故のことのそのほとんどを放送できないことも知っている。

この原発事故は、事故ではなくすでに "事件" になっているということも知っている。

(2013年8月現在 まだまだ隠し事はどんどん出てくるよ)

選挙は何のためにある?

そして誰のためにある?

原子力発電所の再稼働は何のためにする?

そして誰のためにする?

TPP参入は何のためにする?

そして誰のためにする?

貿易のルールが統一化されるのは何のため?

そして誰のためにされる?

憲法改正は何のためにする?

そして誰のためにする?

消費税増税は何のためにする?

そして誰のためにする?

これらはほんの一部だけど、これらを国民がどれほど理解して納得しているのか。

もちろんほぼ全てにメリットもデメリットもあるのは当たり前。

選挙は金やコネクションだけで参加するにはあまりにも危険すぎる。 国民として、しっかりとその公約や方針を見極めるべきである。

それはなぜかって?

すべて自分に関わってくることで、自分たちのためだからだ。

本来、国民が政治家よりそれらのことを詳しく知る必要があるのではないでしょうか?

目ん玉が「¥」になってる一部の地球汚しのバブル・天下り世代はもう引退、隠居、さようなら。

これからは、地球に優しい僕たちの時代だ。

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