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特集記事

フリーランスになって良かったことは?


フリーランスになって良かったことは?

最近よく聞かれる質問である。

フリーランスになりもうすぐ一年が経とうとしているが、ハッキリ言ってまだよくわからないというのが正直なところ。

しかし、ひとつだけ分かったことがあるとすれば、フリーランスという職業は「周りの支えや繋がり無くして成り立たない」ということである。

- 現実は甘くない -

開業したてだからこそ、ご祝儀程度に仕事を頂けているのだろうと思った。

しかし、その先は実力が無ければついてこないという現実が待っている。

それに応えられるかどうか、リピートに繋げられるかどうかは、気持ちと覚悟と実力が無ければ、明日にでも会社員に戻らなければならない。

起業するのか、再び会社員として働きに出るのか。

家族と子供二人を抱え、この選択肢を前に不安だけが募る毎日、事業計画を練る日々が続いていた。

一枚の用紙に、自分のできることや仕事に対するモノコトを全て書き出した。「手づくり、表現、見返りの無い、大切に、身近な、自然体、季節感、色づかい、物語性、トータルバランス、センス、平和、愛、スタンス、写真をデザイン…」などなど、とにかく何でも自分が考えること全てを書き連ね、A4用紙をそれらで埋めた。

そのモノコトの中から、どれだけ仕事に繋げていけるのか、需要を生むことができるのか、ニーズに応えていけるのか、本当の意味を持てるのか、どれが現実と並ぶのかを絞り出していく。

やはりそこを考えないことには仕事として成り立たないし、これを無くしてやるのであれば、ただ趣味でやればいいだけになってしまうからである。

- フリーランスの本当の立ち位置? -

フリーという言葉や仕事の規模や不安定さからか、ついつい勘違いしてしまいがち(されがち)な大切なことをひとつ。

「フリーランスは仕事を頂いている立場では無い」ということ。

え?と思われてしまうかもしれないが、本当のところは、

「困っている人の手助けを引き受けさせて頂いている」というスタンスが正しいのではないかと思う。

まだ一年足らずのペーペーが何を偉そうにと聞こえてしまうかもしれないけど、現にそういった仕事は「今後も引き続いていく可能性が高い」、つまりご祝儀じゃなく、今後も仕事として成り立っていく可能性が高いのである。

- ハッピーな毎日 -

間違っても「仕事くださいよ〜」なんて自らのレベルを下げてしまうような台詞は言えない。

そんなことをしてたら、不信感を与え、依頼額は削られ、時には都合の良いように利用され、終いには生活ができなくなり、いつの間にか転職という選択肢しか残っていないという結末に。

かと言って、依頼額が安いという理由でその仕事を断るようなことは絶対にしたくない。一度はご相談させていただくが、予算が限られているのであればどうしようもないからだ。

とにかく一番重要なのは、金額の高い安いなどではなく、そこで生まれる「繋がり」なのだということ。

決してお金では買うことができない「人」と「人」との繋がりであるからこそ、人生は広がり、もっともっと楽しくハッピーな毎日になっていくのだと思う。

正直、大変なことを並べたらキリがない。

経営・受付・接客・営業・企画・撮影・技術・管理・納品・アフターなどなど、今まで社員一丸となって協力していたことも、すべて一人で行うことになる。 しかし、逆に考えると、それらをすべて自分で好きなようにできるのだ。 そんな時についつい出てしまう一言が…

毎日が楽しくてしようがない!

フリーランスになって良かったことは?

こう聞かれたら、まず間違いなくそう答えるだろう。

- まとめ -

クリエイティブペグワークスの事業内容には、「お客様のご相談から生まれる事業」という項目があります。

思いがけないところから仕事は生まれ、そしてそれに応えられる柔軟さがフリーランスの強みであり、可能性なのではないでしょうか。 もちろん「繋がり」も生まれますしね。

そんな毎日に、心から感謝してます(^-^)

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